規律厳守の生徒指導、違反たまると退学も 高校で試み まず、この記事で 規律を厳しく守らせる「ゼロトレランス」(寛容度ゼロ指導)という米国の生徒指導法が全国の高校に広がり始めている。違反が一定回数に達すると出席停止などの罰を定め、必ず守らせる「ぶれない指導」が特徴だ。厳しい指導が日本の教育風土にどこまでなじむのか。現場を訪ねた。 という前振りがされているが、間違いで、ここに紹介されているものとアメリカで行われているゼロトレランスとは決して同じではないことをまず強調しておきたい。 まず、静岡県立御殿場高校の取り組みだが、記事に「チケット制の対象は服装や化粧など外見だけだ。」と書いてあるように、客観的な基準を設けやすいものに限定している。これは、いじめのように明確な基準を設けられないようなものに対して同様のことを行う場合とは異なる。そういう相違点を明確にしないまま、御殿場高校ではうまくいっている