東京・足立区で、当時3歳だった次男をウサギ用のケージに監禁して死亡させたとして、監禁致死などの罪に問われている両親の初公判が、東京地方裁判所で開かれ、両親は監禁したことを認めましたが、死亡したいきさつなどについては争うと主張しました。 東京地方裁判所で開かれた初公判で、忍被告は監禁したことを認めましたが、弁護士は、死亡させた行為は監禁とは別だとして、監禁と傷害致死の罪に当たると主張しました。 また、朋美被告も監禁したことは認めましたが、「夫が子どもの口をタオルで塞いだことは知らなかった」と述べ、死なせた行為には関わっていないと主張しました。 一方、検察は事件のいきさつについて、「2人は5人の子どもと暮らしていたが、『言うことを聞かない』という身勝手な理由で次男を閉じ込めるようになった。食事のときなどに外に出すことはあったが、1日の大半は閉じ込め、自分の体より小さなケージで窮屈な姿勢を強いて