今週に入ってからさまざまな発表を行っているMicrosoftが、次期「Windows Server」に関する今後の展開を明らかにし、新しいスクリプティングエンジン「Windows PowerShell」を正式にリリースした。 Microsoftのサーバおよびツール部門担当バイスプレジデントBob Muglia氏は、現地時間11月14日に同社がバルセロナで開催した「TechEd IT Forum」に出席し、7500名に上る聴衆を前に今回の発表を行った。 発表の中心となったのは、Microsoftの新たなコマンドラインシェルおよびスクリプティングツールで、IT管理者が自社のWindowsシステムを運用するために利用する「Windows PowerShell 1.0」だ。同社によれば、IT専門家はPowerShellを用いることで、「生産性を大幅に向上させ、システムの管理性を高めて、自動化を促進