愛知県は2日、県内で販売された栃木県産腐葉土から暫定許容値の約150倍の1キロ当たり6万800ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。県は「人への影響はない」と説明している。 県農業経営課によると、愛知県豊川市の園芸資材販売業者が4~8月、栃木県鹿沼市の業者から仕入れた腐葉土をJAひまわり(豊川市)、JA蒲郡市(蒲郡市)、JAあいち三河(岡崎市)の直売所5店と「ホームセンターハイエース」(名古屋市名東区)に出荷した。販売品名は「完熟腐葉土」(14リットル)、「100%有機質腐葉土」(20リットル)、「腐葉土」(7リットル)。計550袋がすでに販売されたとみられる。【加藤潔】
トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 栃木産の腐葉土からセシウム 愛知の6店舗で販売 2011年9月2日 22時44分 愛知県は2日、同県豊川市小坂井町の園芸資材卸売業「太田産業」が、栃木県鹿沼市の園芸会社から仕入れた同県産の腐葉土から、国の暫定規制値の150倍超にあたる1キロ当たり6万800ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。 太田産業が、同じ園芸会社から仕入れた腐葉土のうち、550袋(7~20リットル)が4月上旬~8月上旬にかけて、愛知県内の小売店6店舗で販売されたという。県は、今回の数値では人への外部被ばくの影響はないと説明している。 県によると、太田産業は8月下旬、自主的に腐葉土の検査を実施し、規制値以上が検出されたため県に連絡した。県は、6店舗に自主回収を求め、電話相談の窓口を設置した。窓口は午前9時~午後5時半までで、県農業経営課=電052(9
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