米セキュリティ製品ベンダーのScanSafeは、今年7月のインターネット上のセキュリティ事情などを調査した最新レポート「Global Threat Report - July 06」の発表を行った。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を介する、新たなセキュリティ上の危険への注意が喚起されている。 同レポートによれば、今年6月に前月比1%減となったスパイウェアの数は、今年7月には一転して増加傾向を見せ、前月比19%増を記録した。しかしながら、今年7月にウイルスの数は減少して、前月比14%減を記録。同月中に新たに出現したウイルスは、全75種類にとどまったとされる。 同社が注目しているのは、SNSのプロフィールページを通じて、各種ウイルス/ワーム/スパイウェアを始めとするマルウェアの蔓延を図る手口。今回の調査でも、すでにSNSプロフィールの約600ページに1ページの割合で、何らかのマ