アメリカのウォール街の格差社会抗議デモを見て思いました。 いつの時代も変わらないもんだな~と、です。 そしてまた、古代ローマの、格差社会への抗議から、 モンテサクロ山(聖山)で平民さん達が独自政府を作った聖山事件から、 平民さん達がこぞって、ウエイに移り住み、 ウエイこそが平民の首都だと主張したくだりの、前夜とも言うべき、 平民さん達の不満が頭をよぎりました。 古代ローマの時代は、人々が戦争に明け暮れていた時代です。 そこで古代ローマ人さん達の生活を一変させたのが、 戦争の賠償として接収した戦利地でした。 戦利地は国有地になりますが、 その耕作権が格安でローマ市民さん達に払い下げられます。 資本のあるローマの富裕層さんは、外国である戦利地に労働力を送り込み、 大規模農場を経営し、格安の農産物をローマに持ち込んで、 さらに富を増やします。 多くが農場経営で生活していた平民さん達は、 ローマが