新潟県糸魚川市の飲食店などでつくる「糸魚川うまいもん会」が、食による地域活性化を目指し、糸魚川産マイカのイカ墨を使った「糸魚川ブラック焼きそば」を考案した。 23日から市内の飲食店11店で提供する。 ほぼ通年で水揚げされるイカを使い、誰にでも好まれる焼きそばで「海の糸魚川」をPRしようと、5月から試作していた。 イカ墨をからめた真っ黒なめんのシンプルなメニューで、ソースで味付けしたり、あんかけにしたりして仕上げる。糸魚川沖でイカが取れない時は、県内の他の地域のものを使う。 龍見和弦(たつみかずいと)会長(42)は「インパクト(衝撃)のある料理で、多くの人を呼び込みたい」と意気込む。提供する店は店頭に、「糸魚川ブラック焼きそば」ののぼりを掲げる。味付けや卵などのトッピングが店によって異なるが、値段は700円前後。 25、26日に朱鷺メッセ(新潟市中央区)で開かれる「新潟県人会大交流祭」にも出