八月が来るたびに思い出す本。 小学生の夏休みの読書感想文の課題図書だった、1971年版の『八月がくるたびに』(おおえ ひで・作 / 篠原勝之・え)。 本好きだったにもかかわらず読書感想文は大の苦手で、感想文用に用意された課題図書も苦手だった私。 6年間の課題図書で覚えているのは、この一冊だけ。 小学生の私にこの本の衝撃は大きく、この本がテーマにしている原爆に対してだけでなく、本というものに対する意識にも影響を与えられたように思う。 表紙や裏表紙の見返しや挿絵や最初のことばがすごく怖かったっけ…と検索してみたら、こんなブログ記事が出てきた。 「おおえ ひで・作 篠原勝之・え『八月がくるたびに』(71年初版)」 / 二筋縄 このブログによると、現行の『八月がくるたびに』は、装丁や挿絵が変わっているらしい。 この人が注文して手元に届いたという現行版の写真を見て驚き、がっかりした。 「おおえひで『
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