16日、横浜港に停泊中の大型クルーズ船「飛鳥2」の資材置き場が焼けた火事で、当時、近くで溶接作業が行われていたことが分かり、海上保安部などは溶接で出た火の粉が原因となった可能性もあるとみて調べています。 16日、横浜港に停泊していた大型クルーズ船「飛鳥2」のデッキ最上部にある資材置き場で火事があり、火はおよそ3時間半後に消し止められ、けが人もいませんでした。 17日は横浜海上保安部や消防などが合同で現場検証を行いました。 船会社などによりますと、資材置き場は40平方メートルほどの広さで、中にあったカーペットやカーテンなどが焼けたということです。 これまでの調べによりますと、資材置き場の近くでは、当時、溶接作業が行われていたということで、海上保安部などは溶接の際に出た火の粉が原因となった可能性もあるとみて、乗員から話を聞くなどして詳しい状況を調べています。