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ブックマーク / blog.tinect.jp (11)

  • いくら正しくても、失礼だと敵視され、殺されてしまう。

    どの会社にも、どんなコミュニティにも一定数、「失礼な人たち」がいる。 「失礼」は抽象的な表現であり、相対的なものなので、当然、ある人が失礼と感じることが、他の人にはそうではないことがたくさんある。 だが、「失礼」は確かに存在している。 「論語」によれば、失礼というのは、慎みと敬意がない、ということである。 例えば、インターネットではよく見かけるが、相手に「バカ」「無能」と言ってしまうのは、失礼にあたる。 同じように、誰かが間違ったことをした時に、皆の目の前で「間違っている」と批判することも、失礼な行為だ。 ◆ 以前、こんなことがあった。 その企業は小さなシステム開発会社で、ワンマン経営をしている社長がいた。 そして、その社長は思い込みの強いタイプで、会議でよく間違ったことを言った。 例えばこんな具合だ。 「ソフトの品質が悪いのは、仕事への思い入れが足りないからだ!」 現実的には、ソフトの品

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    kuraruk
    kuraruk 2018/03/22
  • 「論理的に考える/書く」は、人間の本能とは異なるので、身につけるには辛抱強い訓練が必要。

    まず前提として、人間は元来「論理的に考える」のは苦手である。 ノーベル経済学賞を受賞した経済学者、ダニエル・カーネマンは次のような問題を引き合いに出す。*1 できるだけすばやく、論理的に成り立つかどうか答えてほしい。二つの前提から最後の結論は導き出せるだろうか。 すべてのバラは花である。 一部の花はすぐにしおれる。 したがって、一部のバラはすぐにしおれる。 無論、回答はNOである。 だが殆どの人は「YES」と思ってしまう。 カーネマンは、「ほとんどの人の頭にはもっともらしい答えがすぐに思い浮かぶ。だが、それは多くの場合間違っている。」という。 これを打ち消すのは至難の業だ。 というのも、「だってバラはすぐにしおれるじゃないか」という内なる声がしつこくまとわりついて、論理をチェックするのが難しくなるからだ。(中略) たいていの人は、結論が正しいと感じると、それを導くに至ったと思われる論理も正

    「論理的に考える/書く」は、人間の本能とは異なるので、身につけるには辛抱強い訓練が必要。
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    kuraruk 2017/02/08
  • Books&Apps

    Books&Appsはマネジメント、仕事、知識社会での生き方についてのwebマガジンです。

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    kuraruk 2017/02/08
  • 「問題文を読んでもそこに何が書かれているのかわからない」子を教えていた時のお話

    この記事を読んで、昔塾講師やら家庭教師やらを掛け持ちしていた頃のことを思い出しました。 AI研究者が問う ロボットは文章を読めない では子どもたちは「読めて」いるのか? これまでのところ、テストを受験した公立中学校生340人のうち、 約5割が、教科書の内容を読み取れておらず、 約2割は、基礎的な読解もできていない ことが明らかになってしまった。 以前Books&Appsさんに寄稿させて頂いた記事でも触れたんですが、塾講師を「出来る子をもっと伸ばす」人と「出来ない子をなるべく救い上げる」人に分けたとしたら、私はもっぱら後者でした。 で、私が塾講師をやっていた頃も、「問題文を読解する」という段階で苦戦する子は何人もいました。 手前みそですが、上記記事からの引用です。 塾講師時代、子どもの「勉強わからない」に対処するうちに学んだこと 国語で印象に残っているのは、「そもそも数行以上の文章を、意味を

    「問題文を読んでもそこに何が書かれているのかわからない」子を教えていた時のお話
    kuraruk
    kuraruk 2016/11/18
    “漫画だろうが絵本だろうが制限しないで、本を読みやすい環境さえ整えておけば、子どもは勝手に本好きになるような気がします” ←これでしかない
  • 仕事において「裁量がない」時の精神的負担は、想像するよりも遥かに大きい。

    このメディアの書き手の一人である高須賀さんから、メッセージを頂いた。 高須賀さんは、月200時間以上の超長時間労働を経験されたということだったが「結構がんばれていた」という。 ただしそれは「指示を出す側」という条件付きの場合だった。 それでも指示出し側だったのもあって、結構みんながんばれてましたね。逆に指示出される側のコメディカルは、勤務時間が僕らよりも少なくてもバンバン消えてってましたし。やっぱり裁量の有無は大きいなぁと 私も同様の記憶が数多くある。 例えば、私が新人の時に一番キツイと感じた仕事が、実は「上司・先輩のコンサルタントへの同行」だった。 「上司や先輩のコンサルタントへの同行なんて、任せてればいいからラクじゃない」 という方もいるが、とんでもない。あれは一番負荷が大きい仕事の1つだ。 仕事に慣れておらず、自分だけでは何一つできない状態で、先輩からの指示だけ飛んで来る。 ・議事録

    仕事において「裁量がない」時の精神的負担は、想像するよりも遥かに大きい。
    kuraruk
    kuraruk 2016/10/17
    ほんこれ
  • 「好きなことをやってると、嫌われる」という事実。

    起業家や芸術家、学者などを訪ねて回ると、往々にして、1つの「見たくない真実」に、気づかされる。 今回はその話だ。 「好きなことをした方がいいよ」というアドバイスをする人は多い。 そのとおり、好きなことをしたほうが良い。人生は有限で、どんな人にもせいぜい80年、90年程度しか時間はない。 自立して「やっと自分の好きなことができる」のは20歳を過ぎてからの人が多いだろうし、最後の10年は体力や気力にも衰えが出るだろうから、実質、全力で何かに打ち込めるのはせいぜい50年程度だ。 ただ、この貴重な時間は浪費されがちだ。「何もしていない人」は 自分が30歳だとすると、あと40年 自分が40歳だとすると、あと30年 自分が50歳だとすると、あと20年 が、わずかに残された時間となる。 何か大きなことを成し遂げようとすれば、幸運に恵まれたとしても10年はかかる。 やりたいことがある人はグズグズせずに今す

    「好きなことをやってると、嫌われる」という事実。
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    kuraruk 2016/10/08
  • 夏休みの宿題進捗管理をIT化したら子供が凄くやる気出した話

    長男(今年9歳)が通っている学校は、かなり宿題が多い学校のようで、低学年でもそれなりの量の宿題が出ます。当然、夏休みの宿題も結構な量です。 長男は、普段の勉強については特に苦労をしていないようですが、やはり小学生であって、計画的に宿題をするのは苦手です。 一年生の時の夏休みの宿題も、結局すべて片づけるのはかなりギリギリになっていたようで、8月下旬くらいに泣きべそをかきながら宿題をやっているのを観測しました。 小学校の宿題に親が口出しするのもどうかなと思いまして、一年の頃はあまり干渉しなかったんですが、ちょっとそれを見て反省というか、考えを改めました。 宿題の来の意味は、「家庭での勉強の習慣を作ること」だと思います。それが機能しないばかりか、単に嫌な思い出ばかりになってしまい、机に向かうこと自体がイヤになってしまったら可哀想だなーと思ったからです。 そこで、2015年の夏休みは、多少干渉し

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    kuraruk 2016/07/16
  • 上辺だけのコミュニケーション力と、真のコミュニケーション力のちがいについて。

    ある人事の方が「6月に入ると新人の間の実力差が見えてくる」と言っていた。 「そんなに早くわかるものなの?」と思う方もいると思うが、おそらく正しい。 新人の役割は研修の受講と雑用をやることであり、人によりやっていることにあまり差がない。だから、余計に能力の差が目につくのだ。 「一番差がでるのは、コミュニケーションの部分だね。」と、その人は言う。 「コミュニケーション?」 「そう。」 私は思わず笑ってしまった。 「コミュニケーション力のある人を採用したのでは?」 「まあ、そりゃそうなんだけど、面接するのは現場の面接の素人だから、結局人事が研修と雑用をやらせて、もう一度ふるいにかけてるんだよ。」 「そうなんだ。」 「ま、人事をそれなりに長いことやってると、「面接で人の能力を見抜ける人」なんて全くいないことがよくわかる。」 「そんなもんかね。」 「ま、話を元に戻すと、コミュニケーション力がありそう

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    kuraruk 2016/06/10
    “結局、コミュニケーション力って、気が利くかどうかだと思うんだよね。彼、どうすれば相手が楽か想像できるセンスがあるんだよ。”←それ
  • 仕事で大事なのは「頭の良さ」ではなく「目標の具体化」だ

    現代では「知的能力」は特にビジネスにおいて大きく評価されている。 「知識労働者」が増えるに従い、知的能力のアドバンテージが大きな富を生み出せすことに皆が気づいたからだ。だから皆、学歴を気にするし、教育格差を社会問題として取り上げる。 中には「知的能力がほとんど遺伝で決定されるから、社会的な成功は生まれる前からほぼ決まっている」という極論を唱える人物まで散見される時代となった。 だが、ビジネスに知的能力というものがそこまで重要なのか、といえば、私は懐疑的である。おそらく知的能力はあまりにも過剰に評価されている。 天才がいるとか、知的能力がビジネスの成否を決める、とか、経営陣が高学歴である、とか、そのようなことはすべて、「うちの営業マンは根性があります」というのと、中身においてさほど変わりはない。それは、数ある強みの1つであるにすぎない。 まして「世界は一握りの知的エリートによって支配される」

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    kuraruk
    kuraruk 2016/05/11
  • 雑用を丁寧にやるひとは信用できる、という話。

    世の中には、2通りの人がいる。雑用を嫌々ながらやっつけでやる人と、雑用を丁寧にやる人だ。 もちろん雑用など、みんなやりたいはずもなく、進んで引き受ける人は奇特な人である。 だが、「いずれにせよ誰かがやらなければならない」となった時の態度で、その方が信用に値する人物かどうか分かる。 私がそれを知ったのは数年前、ある製造業に訪問した時のことだ。 その会社はとにかく現場を綺麗にすることに固執していた。 製造業で働いている人ならばよくご存知だと思うが、現場の綺麗さ、整理整頓のなされ方でその会社の技術力や品質はほぼ分かる。 その会社も例外にもれず、「現場がとても綺麗」な会社であった。 「現場がとても綺麗ですね」と率直な感想をいうと、その会社の経営者は「ありがとうございます。でも、まだまだこんなレベルでは世界で戦えません」と言った。そして、 「新しく会社に入ってくる方々の意識改革が大変なんです」と言っ

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    kuraruk
    kuraruk 2015/06/19
  • 「9時までに遅刻せず会社に来る」ということは、本当に重要な事なのだろうか。

    最近では仕事の都合上、コンピュータの技術者の方々と話す機会がかなり多い。 そんな中、ある1人の技術者の方と出会った。その方は大学を卒業したのち、数年間システム開発の仕事をしていたそうなのだが、ある事情で会社をやめたそうだ。 私は、「なぜ会社を数年で辞めたのですか?」と聞くと、その方は、 「どうしても朝起きられなくて…」と、苦笑いして言った。 彼は9時にどうしても会社に来ることができず、会社に馴染めなかったそうだ。上司からは何度も注意を受け、そのたびに「早起きしよう」と頑張ったそうなのだが、長続きせず、ついには会社を辞めてしまった。 今はフリーランスエンジニアとして、生計を立てているそうだ。 その時私は、「まあ、遅刻ばかりだと会社には居づらいし、まともに働くのは難しいだろうな」としか思わなかった。 しばらく後、私はソフトウェア開発をその方に依頼する機会があったので、一緒に働くことになった。

    「9時までに遅刻せず会社に来る」ということは、本当に重要な事なのだろうか。
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