「トゥギャザーしようぜ!」のセリフで1990年代に一世を風靡した、俳優でタレントのルー大柴さんが、再びブレイクしている。英単語を交えた独特の「ルー語」を使ったブログが2007年頃から若者の間で話題になり、NHK「みんなのうた」に自身のCD「MOTTAINAI ~もったいない~」が起用されたことがきっかけになった。 しかし再ブレイクするまでのおよそ10年間、ぱったりとお茶の間から姿を消していた。息子2人と妻とともに、その間どのように歩んできたのか、話を聞いた。 40過ぎてレギュラーなくなり、収入10分の1 ―テレビの仕事が減った間、どんな仕事をしていたのでしょうか。収入も減りました? ルー大柴 舞台中心に活動していました。年間5本のペースで出ていて、1本あたり公演と練習で2カ月かかりますから1年のうちほとんどが舞台でした。たまにイベントの仕事もしていました。収入面では、ピーク時の10分の1に