「興奮するような驚きの発見」「本当に革命的」――。世界から称賛を浴びている理化学研究所の小保方晴子さん(30)をめぐって、早くも各大学が獲得合戦に乗り出そうとしている。ポストや施設を用意して招聘する構えなのだ。 大学関係者が言う。 「何としても獲得したがっているのが東大です。世界を震撼させた小保方さんを研究者に迎えれば、現在32位の世界大学ランキングを一気に引き上げることができる。東大ブランドと小保方さんの名前で、企業からばんばんお金が集まります。彼女のために、千葉の柏キャンパスに大型の研究施設を造ることも検討しているようです」 東大にとって強力なライバルなのが京都大学だ。ここにはiPS細胞でノーベル賞を取った山中伸弥氏がいる。「万能細胞はこちらのお家芸だ」という自負があるため、かなり強引な獲得戦を展開しそう。山中さんが小保方さんに直談判して迎え入れるという見方も出ている。