JX通信社は、今月10日投開票の参院選について、今月1〜3日に中盤の情勢を探る独自の調査を実施した。電話情勢調査に予測モデルを適用して分析した結果に加えて、自社アプリNewsDigestを通じた「スマホ出口調査」の補正結果も加味して情勢を探った。 その結果、自民、公明両党は、改選124議席に加えて神奈川選挙区の欠員補充1を加えた計125議席のうち過半数の63を上回る勢いだ。32ある一人区では、少なくとも18選挙区で議席獲得が有力となった。一方、野党第一党の立憲民主党は、候補を擁立した一人区の多くや複数人区の一部で苦戦しており、改選前の議席を下回りそうだ。日本維新の会は比例の得票数で野党第一党となる可能性があるほか、近畿圏以外でも議席を獲得し、改選前の議席数から大きく上積みしそうだ。 当選確率シミュレータ 2週間前に行った公示前の情勢調査と比べると、一人区では野党系候補の追い上げにより、福井