2015年3月3日放送の「ガイアの夜明け」(テレビ東京)は、大手スーパーやコンビニに押されて苦境に立たされている地方の中小スーパーの、生き残りをかけた取り組みを追った。「下りのエスカレーターに乗っている感じ。(売上は)毎年落ちていった。もう会社が潰れるのではないかと」そう話すのは、和歌山市を中心に3店舗を展開する小さなスーパー、サンキョー社長の石原達夫さん(69歳)だ。「今までは守ってばかりでジリ貧。どこかは攻めなければ」と厳しい表情で話し、幹部社員を招集していた。地域のコミュニケーションの場にも攻めの一手として目をつけたのが、徳島で生まれた「とくし丸」という移動販売の仕組みだ。地域のスーパーと契約して、地区ごとに週2回、個人宅の玄関先に専用の小型トラックで訪問する。この事業を任されたのは、入社18年目の御所隆さん(35歳)だ。石原社長が視察に訪れると、商品をぎっしり詰めた小型トラックに近
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