『ブルークリスマス』は、1978年(昭和53年)[3]11月23日に公開された日本映画。実際の映画プリントのタイトルは「ブルークリスマス BLOOD TYPE:BLUE」と英語副題がつく。東宝映画製作、岡本喜八監督により、倉本聰のオリジナルシナリオ『UFOブルークリスマス』を映画化した。 アメリカ映画『スター・ウォーズ』によるSFX映画ブームの渦中にあって、特撮映画の本家である東宝が「特撮を一切使わないSF映画」を目指した意欲作として知られる[4][5][注釈 2]。 カラー、スタンダード・サイズ。 映画化の経緯[編集] 倉本聰のオリジナルシナリオは、UFOと地球人類の遭遇そのものよりも、それによってもたらされる変化を異物として排除しようとする国家の謀略に重点を置いた政治ドラマである。その謀略は、最終的には軍事力による青い血の人間根絶で達成されるが、その過程として倉本は、放送メディアを利用