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ブックマーク / mandanatsusin.cocolog-nifty.com (40)

  • 「東京人」のガロとCOM特集 - 漫棚通信ブログ版

    雑誌「東京人」買いました。 ●「東京人」2014年7月号(都市出版、861円+税、amazon) 書影にあるように特集は「ガロとCOMの時代 1964-1971」。すみませんねえ、いつまでも1960年代と1970年代をひきずってて。でも、日マンガはこの時代抜きには語れませんのですよ。 なかなかステキな仕上がりで、「ガロ」と「COM」の書影や誌面の写真がいっぱい。わたし当時の雑誌そのものをかなり持ってますが、ぼろぼろになった実際のページよりもきれいに見えちゃうなあ。 インタビューされてる(カッコ内がインビュアー)のが、つげ義春(川三郎)、真崎守(霜月たかなか)、竹宮惠子(西原麻里)、諸星大二郎(斎藤宣彦)。 文章を寄稿してるのが、川三郎、しりあがり寿、四方田犬彦、亀和田武、矢作俊彦、養老孟司、御厨貴、木全公彦、夏目房之介、さらに林静一、あがた森魚ですよあなた。いや豪華なひとたちが登場し

    「東京人」のガロとCOM特集 - 漫棚通信ブログ版
    kurobuchi
    kurobuchi 2014/06/10
    雑誌「東京人」でガロ、COM特集。真崎守、つげ義春、諸星大二郎のインタビュー!帰りに買って帰ろう。
  • わたしの「COM」 - 漫棚通信ブログ版

    手塚治虫の虫プロが月刊マンガ誌「COM」を刊行したのが1966年12月のこと。わたしが初めて買った「COM」は創刊三号めの1967年3月号です。 表紙には「まんがエリートのためのまんが専門誌」というコピー。表紙イラストは石森章太郎の描く『ジュン』でした。買ったわたしはまだ小学生。 今「エリート」なんて言葉を使いますと、エリート=エリートサラリーマン=スノッブ、みたいな感じでちょっとキザでやーな語感がありますが、当時はそうでもありませんでした。桑田次郎/平井和正のSFマンガ『エリート』が1965年です。SFヒーローをエリートと名づけたのは、この言葉がそれほど世間に出回ってなかったから。そして来の意味であるところの「選良」という意味が優位だったからです。当時の日では「エリート」はまだ「いい言葉」だったのですよ。 でも小学生の自分には、エリートという言葉の意味すらよくわかってなかったと思いま

    わたしの「COM」 - 漫棚通信ブログ版
    kurobuchi
    kurobuchi 2011/09/23
    手塚がガロのライバルとして出版していた雑誌「COM」に関する「COM 40年目の終刊号」という本が。気になる。
  • トキワ荘二軍選手による『トキワ荘最後の住人の記録』 - 漫棚通信ブログ版

    書影は「少年画報」1966年8月号の別冊フロク『しびれのスカタン』です。判型は雑誌の半分のB6判。表4に少年画報社が新しく創刊した雑誌「バットマン創刊号」(70円)の広告が載ってるのもなかなか楽しいでしょ。 ぱっと見て赤塚不二夫の絵のように思われるかもしれませんが、じつは書影にもあるように、作は「赤塚不二夫・作、長谷邦夫・え、フジオプロ」とクレジットされています 長谷先生の『漫画に愛を叫んだ男たち』(2004年清流出版)によりますと、キャラクターデザインは赤塚不二夫ですが、その他はすべて長谷先生によるものだそうです。 ストーリーやギャグはまさにフジオプロ作品、という感じ。この時代、出版社側も赤塚タッチのマンガをほしがっていたということでしょう。 同時期に赤塚タッチのギャグマンガを描くひとに、太宰勉(だざいつとむ)がいました。Wikipediaによると、高井研一郎と山内ジョージによる合作ペ

    トキワ荘二軍選手による『トキワ荘最後の住人の記録』 - 漫棚通信ブログ版
    kurobuchi
    kurobuchi 2011/06/29
    「トキワ荘最後の住人」と言われた山内ジョージさんの回想録。知らなかった。
  • 映画とマンガ『キック・アス』 - 漫棚通信ブログ版

    レンタル屋さんでずらっと並んでたので映画「キック・アス」のDVDを借りてきました。いやー、ヒット・ガール(11歳!)のアクションがすごい。 映画としては、ボンクラ主人公は成長するしそれなりにハッピーエンドでたいへんよくできていたのですが、すでに原作コミックスを読んでいた自分としては、ちょっと違和感が残った。 ●マーク・ミラー/ジョン・ロミータ・Jr. 『キック・アス』(2010年小学館集英社プロダクション、2200円+税、amazon) ストーリーはすでに有名なので簡単に。コミックスファンでボンクラ、頭のネジが緩んでる高校生の主人公は無謀にも奇妙なコスチュームを着て、自警団=スーパーヒーローとしての活動を始めます。時代は現代。主人公はYouTobeで一気に有名となってしまう。そこに現実のギャングやホントの暗殺者、11歳のヒット・ガールたちがからんで…… というあらすじを書いてるだけでもすば

    映画とマンガ『キック・アス』 - 漫棚通信ブログ版
    kurobuchi
    kurobuchi 2011/05/28
    キックアスの原作漫画について。読みたい。
  • 辰巳ヨシヒロがなにやらすごいことになってる - 漫棚通信ブログ版

    今年の1月に発行されたですが、書店でこういうのを見つけて買ってきました。 ●辰巳ヨシヒロ『限定復刻版 黒い吹雪』(2010年青林工藝舎、1500円+税、amazon書は1956年に描かれた貸向けマンガ単行の復刻。手塚治虫文化賞大賞を受賞した辰巳ヨシヒロの自伝マンガ『劇画漂流』(2008年青林工藝舎)によりますと、辰巳ヨシヒロ自身が『黒い吹雪』を描いている最中、これぞ創作のダイゴ味、と手応えを感じた作品だそうです。 『黒い吹雪』のアマゾンでの紹介文を読んでいただければわかりますが、今や辰巳ヨシヒロは、各国で日を代表するマンガ家として評価されてます。 80年代以降むしろ海外で評価され、国際的なコミック・フェスティバルにノミネートされること多数。2005年の仏アングレーム国際コミック・フェスティバル、2006年の米サンディエゴ・コミック・コンヴェンションでは、マンガを大人の観賞に堪

    辰巳ヨシヒロがなにやらすごいことになってる - 漫棚通信ブログ版
    kurobuchi
    kurobuchi 2010/07/24
    辰巳ヨシヒロが海外で浦沢直樹なんかと並んで評価されている。アニメ映画も気になる。
  • iPad でマンガを読む(初級編) - 漫棚通信ブログ版

    初級も何もわたしが初心者なだけですが。 iPad がわが家にやってきて今日で三日目。日曜の朝に紅茶を飲みながらiPad で今日の産経新聞を読んでます。なかなか未来的な光景で、新聞はけっこうストレスなく読めますね。画面拡大が指で一瞬にできますから、とくに老眼の人間にとってはいいかもしんない。 さて、わたしがもっとも気にしてるところはiPad電子書籍リーダーとして実用に耐えるか、とくにマンガをストレスなく読むことができるか、という点です。 読んでる途中で画面を縦にしても横にしてもOK、というiPad の特徴を使ったマンガの読みかた、読ませかたが誕生するのか。 iPadの画面は、縦置きにするならA5判よりちょっと小さくてB6判よりちょっと大きい。縦置きなら日マンガを読むには十分な大きさです。問題は横置きにしたときで、上下は文庫とほぼ同じですが左右は文庫を見開きにしたときよりすこし狭い。

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  • 学習マンガ「サルでもわかる非実在青少年」 - 漫棚通信ブログ版

    ふらんつ:いろんな事件も片づいたし、さふぁいあ、さあキスしよう! 結婚しよう! さふぁいあ:それがだめなの。 ふ:どうして!? さ:ここじゃ読者が見てるでしょ。マンガ内に存在する子どもキャラクターであるわたしたちにはセックス類似行為が許されてないの。 ふ:なにそれ? さ:東京都議会に提出された青少年保護条例改正案では、わたしたちは「非実在青少年」ということになるの。 ふ:「非実在青少年」? さ:「非実在青少年」っていうのは、「年齢又は服装、所持品、学年、背景その他の人の年齢を想起させる事項の表示又は音声による描写から十八歳未満として表現されていると認識されるもの」のことよ。 ふ:わかりにくいなあ。 さ:ともかく、子どもに見えるマンガキャラクターのこと。わたしたち「非実在青少年」としては、「性交類似行為に係る非実在青少年の姿態を視覚により認識することができる方法でみだりに性的対象として肯定的

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  • オタで地方再生『限界集落温泉』 - 漫棚通信ブログ版

    創作は時代を映す鏡。創作物を見ればその時代の空気、匂い、というものがわかるはずです。 世間では、不況で貧困少子化で地方の疲弊でと、良い話をあんまり聞きませんが、こういうテーマを作品の背景としてじゃなく、正面からとりあげるマンガも出てきました。 ●鈴木みそ『限界集落(ギリギリ)温泉』1巻(2010年エンターブレイン、660円+税、amazon) ルポルタージュマンガの名手が挑んだ新境地! と大きくあおっておきましょう。 限界集落とは人口の50%が65歳以上の高齢者になった集落で、そこでは「共同体の機能維持が限界に達している状態」となっているそうです。 お話の舞台は伊豆の山奥。廃業し立ち退きを迫られている温泉旅館に住む父(作家志望のダメ人間)と小学生の息子。そこにやってきたのが東京から逃げてホームレスになっているゲームプロデューサー(ウソつきのダメ人間)と、トウのたった自殺志願のネットアイド

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    kurobuchi
    kurobuchi 2010/03/04
    気になる。
  • 『忍者武芸帳』に続き『ジャングル大帝』も! - 漫棚通信ブログ版

    kurobuchi
    kurobuchi 2009/08/13
    原稿紛失した幻のオリジナルが復刊!?これは楽しみ。
  • 松本正彦の「駒画」 - 漫棚通信ブログ版

    「貸マンガ」と「劇画」については近年、再評価と研究が進んでいます。 ●貸マンガ史研究会『貸マンガ RETURNS 』(2006年ポプラ社、1800円+税、amazon) ●辰巳ヨシヒロ『劇画漂流』上・下(2008年青林工藝舎、各1600円+税、amazon) ●『完全復刻版 影・街』(2009年小学館クリエイティブ、3600円+税、amazon) ●松正彦『劇画バカたち!!』(2009年青林工藝舎、1500円+税、amazon) 「貸マンガ」は出版と流通の形態を示し、「劇画」とは作家たちによる表現上の運動でした。 「正・反・合」じゃないけど、まず手塚治虫があって、それに対抗する劇画が隆盛となり、80年代以後これらが混ざり合い混沌としたした状態が現在の日マンガ、という理解がホントに正しいのかどうか。上記のを読んでますと、いろいろと考えさせられることが多いですねえ。 さらにもう一

    松本正彦の「駒画」 - 漫棚通信ブログ版
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    kurobuchi 2009/06/22
  • ウチの本棚 - 漫棚通信ブログ版

    http://xbrand.yahoo.co.jp/magazine/esquire/2244/1.htmlの記事によりますと 棚というものは、所蔵するのラインナップもさることながら、棚そのものの素材や形、収納方法、ディスプレイの仕方にも持ち主の人となりが表れる。 のだそうです。 で、ウチの棚をご紹介。 これが書庫のドアを開けてまっすぐ見た風景。上の方を写してるからまだ見られますが、足もとを見るとこんな感じ。このあたりには最近買ったをゆかに積み上げてます。 視線を右に向けるとこうなります。 これも足もとを見るとこうなってます。ここから奥へは進めません。 窓のない部屋だとお思いでしょうが、この部屋は特殊なつくりでして10畳の部屋に窓はこの小さなものだけ。ですからホントはたいへんに暗い部屋です。 建築基準法では居室面積に対応した窓面積が決められてます。この部屋は「物置」であって「居室」

    ウチの本棚 - 漫棚通信ブログ版
    kurobuchi
    kurobuchi 2009/02/27
    説明なかったら町の古書店にしか見えない!何時間いても退屈しなさそう。
  • 吉田戦車特集本 - 漫棚通信ブログ版

    『文藝別冊KAWADE夢ムック 総特集吉田戦車』(2009年河出書房新社、1143円+税、amazon、bk1)読みました。 いやこれほどまで多数の作家が参加しているのはちょっとないぞ、というくらいの。書きうつすのが面倒なので、裏表紙の画像を載せておきます。 このうち1~2ページのマンガを寄稿してるのが25人。版画/イラストで参加してるのが4人。それぞれの作家のファンは、それだけでもおさえておくように。 文章では、祖父江慎のがおもしろかった。あれほどの装幀にして、「戦車さんとの仕事は、うまくいかない」というのがびっくり。 このでは、すべてのひとが吉田戦車リスペクト。作品と人柄を誉めまくってます。 かつての吉田戦車は、まちがいなく最前衛でした。今は後衛にまわってるけど頼りがいのあるフルバック、という感じでしょうか。まさにリコーのスティーブン・ラーカム。 わかりにくい比喩ですみませんねえ。

    吉田戦車特集本 - 漫棚通信ブログ版
    kurobuchi
    kurobuchi 2009/02/27
    吉田戦車のムック。もの凄い数の漫画家さん達が参加。楽しそう。
  • 文学をめざしたマンガ『ビッグコミック創刊物語』 - 漫棚通信ブログ版

    滝田誠一郎『ビッグコミック創刊物語 ナマズの意地』(2008年プレジテント社、1524円+税、amazon、bk1)読みました。 これまでマンガとあまり接点のなかった出版社と著者なので、ちょっと心配しながら読んだのですが、これがよくできたいいでした。 主人公は小学館の編集者・小西湧之助。学習誌に配属されたのち1963年に「ボーイズライフ」を創刊。その後「少年サンデー」編集長を経て1968年「ビッグコミック」の創刊編集長。以後小学館は「ビッグコミックオリジナル」「ビッグコミックスピリッツ」「ビッグコミックスペリオール」「ビッグコミックフォアレディ」などからなるビッグコミック・ファミリーを形成。小西はさらに「FMレコパル」「サウンドレコパル」「ビーパル」「テレパル」「ダイム」「サライ」などの創刊を指導した……という小学館のスター編集者です。 書は小西湧之助の仕事、とくに「ビッグコミック」が

    文学をめざしたマンガ『ビッグコミック創刊物語』 - 漫棚通信ブログ版
    kurobuchi
    kurobuchi 2009/01/24
    小学館の編集者がビッグコミックを立ち上げるあたりのお話。気になる。
  • ルドルフの物語 - 漫棚通信ブログ版

    ここ十年近く風邪をひいたことがなかったのですが、ついに寝込んでしまいました。38度5分。というわけでクリスマスはうんうんうなっていたので、出しおくれたネタです。 「赤鼻のトナカイ」という歌をご存じでしょう。クリスマス・ソングの定番。日語では「真っ赤なお鼻の トナカイさんは」というやつね。フルバージョンはこちら。 で、この曲の原題は「Rudolph the Red-Nosed Reindeer」です。モトウタの初めのほうはこういう歌詞。 Rudolph, the red-nosed reindeer had a very shiny nose. もととなる詩を書いたのはロバート・メイというアメリカ人で、じつはこのかた、広告屋さんです。かれはデパートからの依頼で、クリスマス・シーズンの販促のため、ルドルフの物語と詩をつくりました。これが大ヒット。ルドルフの人形がたいへん売れた、かどうかは知り

    ルドルフの物語 - 漫棚通信ブログ版
    kurobuchi
    kurobuchi 2008/12/29
    人形アニメーション「赤鼻のトナカイ ルドルフ」について。可愛いよな~。
  • 「COM」と「コミケ」をつなぐもの - 漫棚通信ブログ版

    霜月たかなか『コミックマーケット創世記』(2008年朝日新書、700円+税、amazon、bk1)読みました。 著者は第1回から第12回までのコミックマーケット代表。いかにしてコミックマーケットが始まったか、その前史と、初期のコミケットはどのようなものだったかが、自身の個人史とともに書かれています。 著者の世代的なものもあるのでしょうが、マンガ同人活動にはまず「COM」ありき、だったのが再確認できましたね。書にはCOMという雑誌名がくりかえし登場してきます。 虫プロのマンガ雑誌「COM」は1966年末に創刊されました。1971年末に実質的に終了するまでの五年間、COMは全国のマンガ同人を組織化しようという野望(?)を抱いて活動していました。 いち雑誌の手に余る事業であり、実際それは挫折することになるのですが、その後のマンガ同人活動に大きな影響を与えました。マンガの読者であって、マンガを読

    「COM」と「コミケ」をつなぐもの - 漫棚通信ブログ版
    kurobuchi
    kurobuchi 2008/12/17
    「COM」とコミケについて。読んでみたい。
  • スピリッツ創刊号 - 漫棚通信ブログ版

    「週刊ビッグコミックスピリッツ」の新装刊第一号が発売されております。 付録がいっぱいついて、286円+税=300円というのはちょっとびっくり。しかしこの通巻1369号(第29巻41号)が9月26日増刊号と、増刊扱いなのはなぜなのかしら。 スピリッツ新装刊記念として、「ビッグコミックスピリッツ」創刊号を紹介してみます。書影はヤフーオークションのものなので、いずれ消えちゃうでしょうけど。 創刊号は1980年11月号でした。1980年11月15日発行毎月15日発行の月刊誌。第1巻第1号です。発行人・小西湧之介、編集人・白井勝也、定価230円。まだ消費税が存在しないころです。 表紙はエアブラシで描いた宇宙船。画家のクレジットはありません。コピーは「ニューパワーを結集して第3のビッグここに誕生!」。 表2の広告は「YMO イエロー・マジック・オーケストラ 米国編集版」。ただしもちろんCDじゃなくてレ

    スピリッツ創刊号 - 漫棚通信ブログ版
    kurobuchi
    kurobuchi 2008/09/09
    スピリッツの創刊号の情報。「めぞん一刻」「ぼっけもん」は1号から連載だったのか。今見ると凄い豪華。
  • 田中圭一の新境地 - 漫棚通信ブログ版

    田中圭一の新作ふたつがほぼ同時発売。 ●『プリンセス破天荒』(2008年アスキー・メディアワークス/角川グループパブリッシング、950円+税、amazon、bk1) ●『サラリーマン田中K一がゆく!』(2008年角川書店/角川グループパブリッシング、980円+税、amazon、bk1) ともに角川系からの発売です。偶然なのか(?)二作に関連性がありまして、前者はゲーム業界を舞台にしたサラリーマンマンガ、「電撃マ王」連載。後者はおもちゃ業界を舞台にしたサラリーマンマンガ、「コミックチャージ」連載。ともに田中圭一の経歴を生かした作品です。 『プリンセス破天荒』は、零細ゲーム開発会社の三人組が、おばかなゲームをつぎつぎとプランニングするお話。 ゲームのアイデアが勝負の作品です。彼らの企画はエロいものだったりエロいものだったりエロいものだったり。宇宙人とかも登場しますので、基的にいつもの田中圭一

    田中圭一の新境地 - 漫棚通信ブログ版
    kurobuchi
    kurobuchi 2008/07/10
    田中圭一新刊。面白そう!カバーのデザインもいい感じだ。
  • 日本マンガ学会第8回大会イン松山 - 漫棚通信ブログ版

    朝起きてみるとけっこうな雨のうえ、天気予報でも大雨の報道。どうしようかと迷ったのですが、せっかく今日のために仕事のシフトも代わってもらったんだし、と考え、クルマで松山に向かいました。松山大学での日マンガ学会のためです。 途中、高速道路でかなりの雨に出会いましたが、松山に着いてみるとそれなりの曇天。松山大学での日マンガ学会第8回大会、2日目のシンポジウム『手塚治虫「再考」』を聴いてきました。 午前中は「手塚のルーツ/ルーツとしての手塚」というタイトルで、座長・宮大人、パネリスト・竹内オサム、中野晴行、夏目房之介。 個々の話はおもしろかったのですが、パネリストの興味の方向が統一されておらず、やや散漫な印象になりました。「ユリイカ」2008年6月号で宮大人が、竹内オサムがとなえる手塚の同一化技法、これをいつまで同じことばっかし言うてんねん、と批判してたのですが、これに対する竹内の反論があ

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    kurobuchi
    kurobuchi 2008/06/23
    松山で行われた手塚治虫がテーマだった漫画学会のレポート。田中圭一の話と同級生の書いたという本が気になる。
  • 壮絶な「裏」まんが道 - 漫棚通信ブログ版

    (1)雷句誠が「(株)小学館を提訴。」したと思ったら、 (2)橋口たかしが編集者擁護の立場から参戦(臨時ブログはすぐ消されたので、リンク先はキャッシュです)。 (3)さらには新條まゆが長文を書いていて、マンガ家編集者関係のきしみがいろいろと表に出ています。 (4)もうひとり、松永豊和も。 「映画秘宝」2008年7月号「大西祥平の漫ぶらぁ~日誌2008 」より。 バイオレンスマンガの名作『バクネヤング』の作者・松永豊和があまりにも強烈な「小説」をネット上にUP しているのを発見。 わたしもこれを見て、検索してモノがあるのは知ってたのですが実は読んでませんでした。で今回、この小説「邪宗まんが道」を読ませていただきました。 ●あの松永豊和は今→●自伝的小説『邪宗まんが道』 オープニングは1991年、26歳の松永豊和が大阪天満駅前で師匠となる青木雄二と会うシーンから。ラストは青木雄二の告別式で終わ

    壮絶な「裏」まんが道 - 漫棚通信ブログ版
    kurobuchi
    kurobuchi 2008/06/09
    もの凄いインパクトを残しながら数作品残して消えたバクネヤングの人が漫画家時代を振り返った小説をWebにアップ.後で読む.
  • 野口英世と医術開業試験 - 漫棚通信ブログ版

    いやマンガとはまったく関係ない話ですので、おもしろくないと思いますが。 手塚治虫『陽だまりの樹』と、村上もとか『JIN -仁-』を読み直しておりましたところ、これは江戸時代の医療状況をベンキョせないかんなあと思いまして。同じ幕府直轄の施設とはいえ、医学館と医学所の違いぐらいは知っておかないと、読んでてもよくわかんないですし。 そこでその周辺のを読んでましたら、自然と明治時代から戦後すぐまでの医療制度の変遷についても調べてしまうことになりました。 明治時代の医学者のビッグネームと言えば、なんつっても、お札にまでなった野口英世であります。 野口英世は貧しい生家、そして手のやけどというハンディをのりこえて世界的な医学者になったことで有名。あなたもわたしも知っている、日でもっとも多くの伝記が書かれたひとだそうです。 Wikipedia より。 ・明治26年(1893年)、猪苗代高等小学校卒業後

    野口英世と医術開業試験 - 漫棚通信ブログ版
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    kurobuchi 2008/06/06
    明治~現代の医療制度についての考察。