三井不動産レジデンシャルが施工した神社と分譲マンションを一体化させたユニークな物件が東京・神楽坂に20日完成した。700年の歴史のある牛込総鎮守の「赤城神社」の本殿と拝殿を建て替えるに合わせて、マンションを新築した。マンションを神社と一体的に開発するのは「極めて珍しい」(三井不動産)という。 マンションは総供給戸数78戸のうち1戸を残し完売し好調。新たな“街作り”の取り組みとして話題を集めそうだ。 完成したマンションは「パークコート神楽坂」。東京地下鉄東西線の「神楽坂駅」から徒歩2分の高台に立地する眺望が自慢。平均の坪単価は350万円で物件は8000万円台が中心。マンションは神社の雰囲気に合わせて外観は木立をモチーフにデザイン。またアクセントにアルミの板を交互に重ねるなど周囲の景観を壊さない外観としている。 マンションは70年の定期借地権付。70年後にはマンションを更地にして、神社の緑地と