仮想化シナリオで米MicrosoftのWindowsのライセンスを取得する難しさが取り沙汰される一方、誰もが言及を避けている重要な問題がある。つまり、仮想マシン(VM)またはターミナルサービス(TS)セッションで運用されるアプリケーションのライセンスはどうなるかということだ。リモートデスクトップサービス(RDS、TSの後継)ライセンスを取得すれば万事解決で、Microsoft Office(以下、Office)などのアプリケーションを実行できるのだろうか? 会社のコンピュータでOfficeのライセンスを取得していれば、リモートからOfficeにアクセスする権利が得られるのだろうか? 残念ながら、実際には一筋縄にはいかない。 関連記事 Microsoft Office 365とGoogle Apps、どちらがお得か? Office 365の登場で変わるMicrosoftのライセンス制度 Ou