ディープラーニングなどのAI関連技術の登場によってコンピュータは「目」(認識能力)を持ち、画像の内容を判断することができるようになった。そして、それによって映像関連分野での活用が飛躍的に進んでいる。ポイントとなっている技術は「NVIDIA Jetson」シリーズなどを活用した、エッジでのAI解析だ。 NVIDIAは3月1日、丸紅株式会社 東京本社にて「NVIDIA IVA Summit in Japan」を開催した。主なテーマは「IVA」。Intelligent Video Analyticsの略称で「インテリジェント ビデオ分析」と訳す。カメラ等の映像をAIによって解析する分野で、AIが不審者を発見したり、万引きを防止したり、踏切事故を監視したり、交通量調査など、既に幅広い分野で導入が進んでいる。また、人手不足の解消や事業の効率化にも期待が集まっている。 映画の中で、たくさんの監視カメラ