安川情報システムは、IoT油圧ブレーカーシステム「TO-MS」を発表した。衝撃に強いセンサーやAIで故障を予知するエッジデバイスを備えており、これまで困難だった建設機械用油圧アタッチメントの故障予知や稼働監視が可能になる。 安川情報システムは2017年6月28日、建設機械用油圧アタッチメントのAI故障予知や稼働監視をするIoT(モノのインターネット)油圧ブレーカーシステム「TO-MS」について、実稼働テスト段階に入ったと発表した。同システムは、空圧および油圧機械販売メーカーの東空販売と共同開発したもので、今後、東空販売において稼働モニタリングを予定している。 TO-MSは、高衝撃下に耐えてアタッチメントの実稼働時間を読み取るセンサーデバイスを備える。このセンサーはスカイディスクとの協業により開発した。アタッチメントの故障を予知するエッジデバイスには、同社のAIエンジンを用いたセンサーデータ
![建設機械用アタッチメントの故障予知や稼働監視を可能にするIoTシステム](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7d7702f5ece32b849b1ed2b38fde784b1a540e5c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fmn%2Farticles%2F1707%2F12%2Fl_mn_itnews_17062905a.jpg)