はしごたんと、わたし。 覚えているかな。はしごたんがわたしを認知してくれたのは、この記事のあたりなんだよ。 blog.kuroihikari.net 「ウェーイ系」と揶揄されつつも楽しくブログをやっている集団の中の一人として、わたしを認知している一文があった。当時は「接客業の人」とわたしのことを書いている。あれからずいぶん時間が流れたね。 わたしは、はしごたんをイメージするとき、川で流される小動物をイメージする。川は、時の流れで、小動物は、はしごたんだ。 小動物は、小さな段ボールの箱舟で、下流へと流されていく。しかし目は死んでいない。どこかの岩にひっかかって、そこからまた上ろう、いや、まず木の枝を拾ってオールにして…と生きる力に満ちた目だ。そうやってあがいたあと、小動物はふと気づく。「このまま流されちまっても、別にいいんじゃないか…死ぬことはあんめえ…」小動物は、流れに逆らおうとするのか、