第一印象は、「つまんない以上に可もなく不可もない」だったんですよ。それは今でも変わりません。このCMがこの世に有ろうと無かろうと何一つ僕の人生に大差がなくって「まずいよドク僕が消えちゃう」みたいなの皆無なんですよ。稲妻の来なさ、まずはそこを共有したい。このCMが誕生しなかった世界線の僕は、違和感なくそれを受け容れる。このCMが誕生してる世界線の僕と同様に、忘年会でロバート秋山のからだモノマネをしてますよ。 つまり、このCMは僕にとってそれくらいどうでもいいことで、ほとんど路傍の石だったわけですけれども、まあみんな騒ぐ騒ぐ。正直腹が立ちますね。そして、腹を立てていいらしい。通学路に転がっている光沢が立派な路傍の石に、誰か一人だけが毎朝毎夕話しかけていたらそれは異常になるんだろうとは思いますが、このCMはそうではないらしい。みんなが褒めたり貶したり好き勝手やっている。僕はそれもまた鼻につく。そ