タグ

ブックマーク / ari-eru.sblo.jp (1)

  • 『落日の豊臣政権』ー秀吉の憂鬱、不穏な京都ー 河内将芳

    ★★★★☆ 『多聞院日記』に、秀吉勢力が金商人(金貸し)を捕えたと思ったら、放し、また捕えるなど、妙なことを繰り返している記事が続くときがあった。秀吉の朝鮮出兵のさなかであったため、その関係か?と推測はしたが、『多聞院日記』の内容だけでは推測以上のことができなかった。該当する内容を取り上げた論文も見つからず、何だろう?と気になっていた。 そこへ出版されたのが、このである。目次の「ならかし」にー金商人ーの項目があり、気になっていた部分を取り上げてくれていると確信できたため、購入した。こののおかげで金商人の捕縛、解放、また捕縛の理由が分かった。 豊臣秀吉といえば、豪勢な城を作り、大名や貴族に気前良く「金」を配るなど、金払いがよい太っ腹なイメージがある。秀吉の時代に京都は景気がよくなり、町並みが拡充し、人口も増えた事実もあり、経済政策が上手かったかのようにも見える。確かに彼は信長が貴族の抵抗

    『落日の豊臣政権』ー秀吉の憂鬱、不穏な京都ー 河内将芳
  • 1