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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/naokimed (3)

  • 誤用から考えるハビトゥス概念 - 社会学徒の研究(?)日誌

    ブルデュー研究 ブルデューのハビトゥス概念は、社会学を少しでもかじったことがあれば名前くらいは誰でも聞くことのあるものでしょう。しかし、これは非常にわかりづらい概念なのでやっかいです。ブルデュー研究者の自分としては、できるだけ多くの人にこの概念を理解して頂きたいのですが、今まで日の内外で説明されてきた方法ではうまくいかない気がしています。つまり、ハビトゥス概念の定義を示した上でそれに簡単な解説を行うというやり方は、かえって理解を妨げるのではないかと思うのです。 それでどうしたらいいのか考えてみたのですが、発想を転換し、この概念について誤用例から考えてみたらどうかと思いつきました。ということで、試しにこの方法で説明してみようと思います。(このブログ記事の目的はなるべく分かりやすくハビトゥス概念を説明することなので、今後も何度か書き改めていきます。)それでは、論に。「当たらずと雖も遠からず

  •  春秋社「現代哲学への招待」シリーズと勁草書房「双書現代哲学」シリーズ - 社会学徒の研究(?)日誌

  •  ブルデューとトランスナショナルな社会空間 - 社会学徒の研究(?)日誌 ”La sociologie est un sport de combat”

    ブルデュー研究, 社会学ブルデュー社会学における重要概念の一つとして、「社会空間」があります。日では、この言葉がブルデューと関係なく使われることが多いのですが、何を意味するかについて研究者間でのコンセンサスがあるわけではありません。漠然と使っている研究者が大半ではないかと思います。しかし、ブルデューの「社会空間」は明確な理論モデルとして構想されており、抽象的ではあっても漠然としてはいません。この概念はブルデューに内在的な立場からではなく、より外在的に応用を目指す立場の研究者にとっても重要です。こういうわけで、今日は重要だが分かりづらい「社会空間」について書いてみようと思います。(執筆中の論文のネタなので、わざと大雑把に書きます。でも、なるべく分かりやすく書きます。) 1.ブルデューにおける「社会空間」とは? はじめに、日でブルデューの「社会空間」概念がどう紹介されてきたのかを論じたいの

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