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ブックマーク / since20080225.blogspot.com (3)

  • 飯田泰之×宮崎哲弥 トークセッションに行ってきた

    とっくにあけましておめでとうございましてました。今頃新年一発目の更新です。今年も当ブログをヨロシクお願いします。 ゼロから学ぶ 経済政策 日を幸福にする 経済政策の作り方 飯田泰之 さて昨年の12月18日に池袋のジュンク堂で開催された経済学者飯田泰之さんと評論家宮崎哲弥さんのトークセッションに行ってきたので、今回はそのまとめをしたいと思います。 素のiPhone4で録音してまして、うまくとれるのか不安でしたが、意外にもくっきりとした音声で、しかもマイクを使わなかった方の声も拾ってました。すごいぞiPhone! セッションの時間は2時間はなかったと思います。まずは飯田さんの『ゼロから学ぶ経済政策』というの紹介から話が始まりました。ちなみに書では経済政策を大きく三つに分けています。セッション内で飯田さんは次のように説明していました。 成長政策(飯田さん:以下敬称略)「成長政策」は長期的に

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  • 広い意味での最低の組織・書評・田中秀臣『デフレ不況 日本銀行の大罪』

    田中秀臣著『デフレ不況 日銀行の大罪』を読むのには随分時間がかかった。文章は読みやすいし、とても良い内容なんだけど、書が批判している日銀行の言動にいちいちムカムカしてしまって読み進めるのが難しかった。 書は経済学であると同時に、経済学者がジャーナリスティックな視点から日銀行を批判しただ。なので、まず日銀の社会的に問題のある言動が紹介されて、その上で日銀の経済学的なおかしさが解説される。ので、経済学に馴染みのない人でも何がどう問題なのかよく分かると思う。 2009年11月4日に、白川日銀行総裁は「デフレリスクによって景気が上下動する可能性は少なくなった」(p.28) と述べている。ところが同じ月の30日には「デフレ克服のための最大限の努力を行っていく」(p.30) と正反対のことを変な言い回しで述べた。この変身イリュージョンの理由は、この間に日銀が否定してきたデフレを政府が

    広い意味での最低の組織・書評・田中秀臣『デフレ不況 日本銀行の大罪』
  • [訳してみた] J・M・ケインズ『自己責任主義の終わり』 目次と口上

    目次訳者の口上(このページ内) ジョン・メイナード・ケインズ『自己責任主義の終わり』zajuji訳 2009/Dec/26修正版(別ページ) *( )内は訳者が勝手につけた見出しです。 第1章(自己責任の起源と経済学) 第2章(経済学は自己責任を主張しているのか?) 第3章(競争のコスト、あるいは飢えゆくキリン) 第4章(新しい提案) 第5章(人の感情を無視しない社会へ) (PDFバージョンはこちらからダウンロード) 訳者のあとがき(このページ内) しかし何といっても現在最も脚光を浴びているのはケインズ、あるいはケインズ経済学でしょう。「今の時代に頼りにすべき経済学者は一人しかいない。それはケインズだ」とグレゴリー・マンキュー(ハーヴァード大学)は『ニューヨーク・タイムズ』紙のコラムで書きましたし(Mankiw 2008)、2008年ノーベル経済学賞を受賞したポール・クルーグマン(プリンス

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