RLHFとは「人間の評価による強化学習」のことで、大規模言語モデルをChatGPTなどの実用レベルに至る品質にまで高めた実績のある手法です。RLHFでは教師データを作成したり、大規模言語モデルの回答を評価したりする際に人間がデータを入力する必要があり、特に複数人で作業する場合にデータの管理が大変になってしまうものですが、そうしたRLHF用データの入力や管理を行ってくれるプラットフォームが「Argilla」です。 Bringing LLM Fine-Tuning and RLHF to Everyone https://argilla.io/blog/argilla-for-llms/ 大規模言語モデルを作成する時の手順を示したのが下の図です。まず大量のテキストを用いて事前学習を行います。こうして作成されたモデルが事前学習済みモデルで、GPTやPaLM、LLaMAなどのモデルがこのカテゴリに
![ChatGPTを支えた高品質AI作成手法「RLHF」の中身はこんな感じ、面倒なデータ入力・整理はオープンソースでセルフホスト可能なプラットフォーム「Argilla」が便利](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1fcbbecdb855f51265cc929a24d58ec244df4192/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fi.gzn.jp%2Fimg%2F2023%2F06%2F10%2Fargilla%2F00.png)