連載「Visual Studio Codeで始めるPythonプログラミング」 前回はVisual Studio Code(以下、VS Code)でPythonコードを記述する上での基本を見た。今回はVS Code+Python拡張機能がサポートしているデバッグ機能について見ていこう。 フィボナッチ数 ここではフィボナッチ数を計算する関数を定義して、それをデバッグしていくことにしよう。なお、本稿ではフィボナッチ数を以下のようなものとする。 例えば、「F2=F1+F0=1+0=1」「F3=F2+F1=(F1+F0)+F1=1+0+1=2」となる(Webページを検索しているとF0=1とする記述も多くあるが、ここではF0=0としている)。このようにして得られる数列を「フィボナッチ数列」と呼ぶ。最初の数個を列挙すると「0, 1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, ……」のようになる。
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