新設校ながら、卒業1期生をいきなり東京大学に13人も合格させた高校が話題を集めている。トヨタ自動車やJR東海、中部電力といった日本を代表する企業が200億円以上を投じて設立した中高一貫の全寮制男子校で、19人もの英国首相を生み出した英国一の名門「イートン校」が目標という“超エリート養成校”だ。東大合格2ケタという派手な実績をあげたことで、同校が秘める高い教育力が注目されている。 全国の教育関係者や受験生、父母らを驚かせたその高校は、愛知県蒲郡市にある「海陽中等教育学校」。1学年の定員120人の男子校で、6年間を寮で過ごす中高一貫校だ。2006年に開校し、今年、1期生が初の卒業生となった。 その卒業生の中から、13人の東大合格者が誕生。「サンデー毎日」と大学通信の調べによる東大高校別合格者ランキングでは、初登場で51位にランクされた。 大学通信の安田賢治・ゼネラルマネジャーは「初の進学