「ヤンキーはどこに行った?」という話が、いつものウェブ飲み会で。昔はいわゆる不良、非行少年がいて、大人にやたらと楯突くヤンキースがいた。暴走族など、かなりヤンチャな青少年がいた。今もいないわけではないが、ほとんど目にしなくなったのはなぜだ?と。 補導員がシンナー少年に刺されて死んだ、という事件がきっかけのように思う。その補導員の子どもが私の塾に来ていた。あの事件以来、大人が子どもの前に立ちはだかることがなくなった。「もしタバコを吸ってるのを注意したりなんかして刺されたらたまらない」と。 それまでの大人は、子どもに注意するのが当たり前とされていた。ガンコ親父、ガミガミ親父という人は一定数いた。そしてヤンキーの子らはそのオヤジ達を挑発するかのように目の前でタバコを吸い、シンナーを吸い、暴走行為を働いていた。しかし肝腎の大人が壁として立ちはだからなくなると。 いくら大人たちの目の前でタバコを吸っ