今春の新入社員は「消せるボールペン型」 柔軟性あり、熱血指導への耐性はなし 産経新聞 3月24日(火)18時36分配信 毎年、新入社員の特徴を物などに例えている「日本生産性本部」(東京都渋谷区)は24日、平成27年度の新入社員について、柔軟性を持つが、厳しい指導には耐性が低い傾向にあるとして「消せるボールペン型」と名付けた。 同本部は今春の新入社員について、現役生なら東日本大震災直後に大学に入学しており、ボランティアなど状況の変化に対応してきた世代と分析。「見かけはありきたりなボールペンだが、機能は大きく異なっている」とした。 一方、消せるボールペンは高温下で文字が消えることになぞらえ、上司が熱血指導すると、個性を失い、離職する危険性をはらんでいると指摘。同本部は「若いうちは何度も書き直しができると思い、チャレンジしてほしい」。