静岡県西伊豆町で川遊びをしていた家族連れら7人が感電し、男性2人が死亡した事故で、最初に男児1人が土手に設置された動物よけの電気柵に触れて感電し、助けようとした大人らが次々に感電した可能性が高いことが20日、捜査関係者への取材でわかった。男児がやけどなど左手に大けがをしていたことや目撃証言から県警が判断した。 県警によると、死亡したのは、川崎市宮前区東有馬1丁目の尾崎匡友(まさとも)さん(42)と神奈川県逗子市新宿4丁目の岩村知広さん(47)。岩村さんの妻貴子さん(42)と長男(8)が重傷を負い、尾崎さんの妻由香さん(43)と長男(8)、現場近くの山本澄江さん(75)もけがをした。 尾崎さんと岩村さんの2家族は家族ぐるみの友人関係で、海水浴で近くの由香さんの親戚宅を訪れていたという。 県警の説明では、電気柵は高さ約1メートル、長さ約10メートル。仁科川支流の土手の斜面のアジサイの花壇を囲う
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