けっこういろいろなところで言っていることなんですが、「すごい」技術、「すごい」製品っていうのはあまり一般に普及しないんですよ 「すごい」ということば。辞書を引くと「びっくりするほど程度がはなはだしい。並外れている」なんて意味が載っています。まあ要するに驚きを示すことばであるわけです。でも、驚きって、長続きしないんですよ。人はすぐ新しいものには慣れてしまう。んで、慣れたら「すごい」という感情は失われてしまうのです。だから、単発で受け取るコンテンツとかには「すごい」は向いているんだけど、継続して使い続ける製品を買う動機にはなかなかならない。いや、まあ、技術マニアである私みたいなひとはそれだけでほいほい買っちゃうんですけど。 じゃあ、すげえたくさん売れたりするのはどういうものかっていうと、すごい、ではなくてキーワードは「便利」とか「楽」とかなんですよね。この技術/製品をつかうと、とっても便利。と
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