紙の配布物や手作業の集計が多くアナログな、小学校などのPTA運営をデジタル化する「PTA運営効率化ツール」を川崎市高津区のNPO法人「ハピタ」が開発し、このほど「かわさき起業家オーディション」で入賞を果たした。ハピタ代表の加藤拓也さん(46)は「保護者と地域をオンラインでつなぐこともできる。子どもたちを地域で育てて少子高齢化が進む社会の課題に対応していきたい」と話している。 (安田栄治) 加藤さんはIT大手ヤフーに勤める傍ら、三人の子どもが通った同区内の小学校で二〇一二年から二年間、PTA副会長を務めた。目に映ったのは、働く母親が主流となり、育児と仕事、家事をこなしている姿。無駄な会議や平日の活動が多いことに不満を抱え、PTAに関わりたくない人が増えていることも知った。 その経験から、PTAの課題を解消しようと、エンジニア、デザイナーといったウェブ関連の仕事仲間などを集めて一八年七月にハピ
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