デスクトップからノートパソコン、電話から携帯、スマホなど、コンパクト化が主流となりつつある昨今、牛の世界にもダウンサイジングの波がきているようだ。 頼りがいがありそうな大きな体を持っていた牛だが、そのイメージを一変させるような小型の牛、ミニチュアカウが注目を浴びている。 食べてもうまし、飼ってもかわゆし、どっちつかずのアイドンノウなミニチュアカウの魅力にズームインなのだ。 話題となっているのは従来の牛に比べ餌の費用も少ないことはもちろんのこと、とにかく小さくてかわいらしくて癒される、と評判のミニチュア牡牛のムーチさんだ。 海外では一般には体高およそ90~120センチの牛をミニチュア牛とみなしている。イギリス原産の小型の牛デクスター種に他の品種を掛け合わせたものが主流で、ここ20年間で多数の品種が生まれているという。 一般の牛に比べて場所をとらず、近年では餌などの飼育費用も抑えられることから