若い女性から漂う特有の匂いを感じられるという制汗剤とボディーソープが大ヒットしている。加齢とともに女性の体から失われていくピーチやココナツのような香り成分を配合しており、商品は30代以上の女性をメインターゲットにしているが、ネットのブログを通じて男性に人気の火がついた。品切れをおこすドラッグストアも現れ、発売元のロート製薬は驚きを隠さない。 売り上げ4倍に 話題となっているのはロートの「デオコ」ブランドから出ている制汗剤(デオコ薬用デオドラントスティック、デオコ薬用デオドラントロールオン、店頭想定価格各972円)とボディーソープ(デオコ薬用ボディクレンズ、同1080円)。同社の研究で明らかになった女性の匂いに由来する香り成分を配合したのが特徴で、女性の加齢臭をケアする商品として平成30(2018)年3月に発売された。 発売後、女性を中心に好調に売り上げは推移。そんな中、さらに爆発的人気につ