28日、西九州新幹線の施設への爆破予告があり、JR九州が一時、全線で運転を見合わせるなど利用者に影響が出ました。 JR九州によりますと28日午前、西九州新幹線の沿線にある複数の自治体に「午後3時34分に西九州新幹線の複数の施設に爆弾を仕掛けた」という内容のメールが寄せられたということです。 このため、JR九州は午後3時ごろから西九州新幹線の全線で運転を見合わせ、沿線の各駅で利用者に退避を呼びかけました。 このうちJR長崎駅では制服を着た警察官が駆けつけて周囲を警戒したり、乗客が改札口でJRの職員に状況を尋ねたりする姿が見られました。 JR九州は、新幹線の車両や駅などを調べた結果安全が確認できたとして、午後4時すぎに運転を再開しましたが、上下線の2本が運休するなど利用者に影響が出ました。 西九州新幹線は長崎駅と佐賀県の武雄温泉駅を結ぶ66キロの路線で、今月23日に開業しました。 国土交通省に