アメリカのトランプ大統領は、関係悪化が伝えられているマティス国防長官について「非常に良好な関係だ」と不仲説を否定する一方、「野党・民主党員のようなところがある」と発言し、国防長官が辞任する可能性も排除しませんでした。 一方で、トランプ大統領は、「マティス長官は、民主党員のようなところがある」と発言し、考え方の違いがあることを認めたうえで、「辞めるかもしれない。いつかは、みんな政権を去る」と述べ、辞任の可能性も排除しませんでした。 アメリカの一部メディアは先月、マティス長官が数か月以内に退任するという見方が政権内に広がっていると伝えています。 トランプ政権の閣僚や高官人事をめぐっては、先に、ヘイリー国連大使が年内の辞任を発表したほか、トランプ大統領が、来月の中間選挙の後にも人事の刷新に乗り出すという見方も出ています。