Javaを完全にオープンソース化する取り組みがいよいよ終結する。 JavaをGNU General Public License(GPL)の下で無料化しオープンソース化するというSun Microsystemsの計画が「JavaOne 2006」で発表されて以来、オープンソースへの道のりにはいくつかの障害があった。2007年5月に「OpenJDK」がリリースされた際には、コードの約5%にあたるSunの所有でない部分はオープンにされなかった。 SunのチーフオープンソースオフィサーのSimon Phipps氏は、「GPLの下でリリースする権利がSunにあったものを、すべてリリースしたのは2007年の夏のことだった。このときは提供されない部分が2つあった。1つはラスターグラフィックスと2Dグラフィックスに関する部分で、Sunがコードをオープンソースとしてリリースすることを望まない企業が所有して
米サンフランシスコ発--2008年の「JavaOne」会期中、Sun Microsystemsの最高経営責任者(CEO)Jonathan Schwartz氏へのビデオインタビューを行った。Schwartz氏と筆者は、GoogleやAmazon.comが展開しているのと同じようなサービスを持つ新しいクラウドコンピューティングイニシアティブ「Project Hydrazine」について話をした。このほか、Adobe Sysmtesの「AIR」やMicrosoftの「Silverlight」に対抗する「JavaFX」、JavaFX経由でユーザーの行動データを収集し開発者に提供する「Project Insight」などにも話は及んだ。 ランタイム、スクリプト言語、メディアフレームワークで構成されるJavaFXは、AdobeとSilverlightを相手に苦戦することも予想される。ここでの課題は、開
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