2009年2月17日のブックマーク (1件)

  • 法廷でも心傷つけられ : 医療ルネサンス : 医療 : 医療と介護 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    「あなた自身の認識に過失があるとは思いませんか」 「あなたの説明に合理性があると思いますか」 「あなたがドクター(医師)やナース(看護師)に報告していれば、赤ちゃんは助かった可能性があるんじゃないですか」 矢継ぎ早に浴びせられる厳しい質問の度、兵庫県尼崎市の山下睦子さん(38)は左の拳をふるわせた。 2002年9月、神戸地裁の法廷。出産事故を巡る訴訟で、原告の山下さんの耳に、病院側弁護士の尋問は、終始けんか腰に響いた。まるで母親に事故の原因があるかのような口ぶり。証言台に臨む前、左手に我が子の遺髪をしのばせた。こみ上げる怒りと悲しみは、それを握りしめて耐えた。 1年後、裁判所は病院側の過失を認め、山下さんは勝訴。病院側は控訴せず、判決は確定した。うれしかったが、傷ついた心が癒えることはなく、つらい記憶が増えた。「医療裁判で、被害者は2度目の被害に遭うようなもの。悲しい出来事を何度も思い出さ

    kurusupa
    kurusupa 2009/02/17
    法廷では「誤った医療行為による損害」に対してしか賠償を求められない。