本稿は九条水音さんのサークル・魔界戦線から刊行された同人誌『プリズム☆アライブ』(2014年8月・コミックマーケット86発行)に寄稿したものです。発行者の了承を得て公開しています。 【2014年10月13日追記】掲載時は初出誌をご購入いただいた方に配慮する観点から全文の購読に100円の価格を設定していましたが、掲載誌の完売・絶版に伴い発行者との協議を経て全文を無料公開しています。 ---- ■はじめに 2011年は数年に一度あるかないかと言われるアニメの「当たり年」とされているが、その中で1年を代表する最高傑作は何かと問われたら、筆者は真っ先に『プリティーリズム・オーロラドリーム』(以下「AD」)を挙げることにしている。 しかしながら、続編の『プリティーリズム・ディアマイフューチャー』(以下「DMF」)、そして世界観を一新した第3作『プリティーリズム・レインボーライブ』(以下「RL」)と劇
![もう一つのプリティーリズム史──或いは、オーロラの輝きはいかにして受け継がれたか|84oca|note](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9514776a57bba5ff309ff6e989c611945d7294b9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F5216090%2Fprofile_ed5715526b9f4fb9727d5c576cd943ea.jpg%3Ffit%3Dbounds%26format%3Djpeg%26quality%3D85%26width%3D330)