オアハカから夜行バスに乗って朝早く、メキシコはチアパス州にあるサン・クリストバル・デ・ラス・カサスのバスターミナルに到着する。 降りたところで右も左も分からない。インフォメーションセンターもないし、WiFiもないから携帯も見れないし(そもそも怖くて携帯を人前に出せないのでまだしっかりと腹巻きポケットに隠してある)どうしようもない。なんとなく「地球にはぐれる」感覚が懐かしい。昔バックパッカーしていた感覚が蘇る。不安よりもやる気がみなぎってくる。 メキシコはなんだかんだ言って30年以上前のスタイルを未だに貫いていることがわかったので、自分の足で出向いて情報を取りに行かなくてはならない。つまり、チケットの購入、時刻表、一日に走るバスの本数などは窓口に直接行ってゲットせねばならない。 だだしそれを効率的にやらないと、窓口の営業時間は午前中のみだったとか、すごい行列に待たされたとか、やっと自分の番に
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