森博嗣読者なら多分このアニメに対して「森臭い…」と思っていただろうが「無限のパン」あたりからはもう「ああ、この人森博嗣ファンなんだな」と思って (哲学的に例があるのかもしれないが、本作のあの会話の元ネタはS&Mシリーズ『有限と微小のパン』の話だと思うんだ) 睡眠の話も、ああこの理論と概念は知ってるわ~と思いながら見てた。 あれを読んでる人なら、と期待してたんだけど、ちょっとよくわかんないとこに収まっていって残念感があるSFになってしまった。 ただ、毎週展開が気になっていたので総括すると楽しかった思い出が残るアニメであった。 ただ、森博嗣が過去に書いた空想科学のSFミステリィ『百年シリーズ』と続編の『Wシリーズ』のようになるのでは?と思っていたので やはりそこまで行けなかったか…という哀愁はある。 ここで百年シリーズの世界観をまとめる。 時系列はいろいろあるが、1作目ではもうそう遠くない未来