天才スノーボーダーの呼び声高く、06年のトリノ五輪(ハーフパイプ)で金メダルを期待された。しかし派手なパフォーマンスや数々の迷言で目立ったのとは裏腹に、まさかの予選敗退。バッシングの嵐にさらされた(26)が今、真相を激白する。 * トリノでの童夢は1回目の滑走で点数が伸びず、2回目は失敗。雪面を叩いて悔しがった姿が印象的だった。 オーバーアクションと受け取られたかもしれないけど、ほんとに悔しくてつい出てしまった行動でした。でも、あれはスポンサーさんにすごく怒られました。「何で、お前はボードを見せないんだ」と。普通、滑り終わったらボードを脱いで立てかけて、テレビに映るように見せなきゃいけない。でも、こっちはそれどころじゃなかったんです。 そして、あの五輪を童夢は「記録には残らなかったですけど、記憶には残ったかな。そっちのほうが僕には重要だった」と振り返る。 中学3年の時、進路について父親に相