最近やっと落ち着いて来たものの、しばらくバター不足が続いていた。 スーパーに立ち寄る度に、空っぽのバター売り場を見て、隣に置いてあるマーガリンに手を伸ばしたことのある人も多いと思いはず。この時、人は無意識のうちに「マーガリンはバターの代替である」という前提を持っている。 しかし、今から考えると信じられないことだが、マーガリンは、19世紀初頭に流通し始めてから、約100年にわたり、バターの代替としては認知されていなかった。 アメリカでは一般的に流通した食品だったものの、当時のマーガリンはただの白い塊でしかなく、誰もバターと連想して考えたりはしなかった。一般的な生活者の認知レベルでは、オレンジジュースがワインの代わりにならないのと同じくらい、マーガリンはバターは異なる種類の食べ物。 マーガリンが、現在のようなバターの代替としての地位を確立するには、20世紀中盤に活躍した、ルイス・チェスキンとい
初めてラブホテルに行った。ただし1人で。理由は興味本位。聞いた話では、ラブホの内装の豪華さや部屋の広さはビジネスホテルの比ではなく素晴らしいという。しかも価格はビジネスホテルとさほど変わらず、宿泊せず日帰りなら「休憩」という扱いでさらに安くなる。豪華で安いとは、それだけで興味を惹かれるではないか。そんな素敵な施設たちが、どれも性行為のために建てられているというのもまた興味をそそる。では実際に行ってみようと思ったわけだ。(恋人を作って2人で行ったほうが楽しかろうということは承知しているが、恋するアテがないので1人だ。) まず地元のラブホを検索してみたが、どれも市街地から離れていて微妙に行きづらい場所にある。車があれば簡単なのだが、そのためには親の車を借りねばならない。行き先を親に尋ねられては面倒だから、やっぱりバスで行こう。早速バスに乗り、30分くらいして降りた。それからラブホまで1km以上
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