静岡県東部で今年8〜10月、住民118人が襲われたかみつきザル騒動で、捕獲されたニホンザルの名前が「らっきー」に決まった。 名前を公募していた同県三島市が19日、公表した。 サルは当初、殺処分が検討されたが、同情する市民の声もあり、市観光施設「楽寿園」で飼育されることに。飼育開始後は人気者になり、来園者が増加。公募には全国から5234通の応募があった。「らっきー」は11番人気で33人が挙げた。 命名した小池政臣市長は「サルは殺処分にならず、楽寿園は入園者増。お互い幸運(ラッキー)だった」と話している。