Span of Controlとは、マネジャー1人が直接管理している部下の人数や、業務の領域。 一般的な事務職では1人の上司が直接管理できる人数は5~7人程度と言われているが、様々な要因によってspan of controlは左右される。要因としては、部下の業務内容や業務レベル、権限委譲できるかどうか、業務管理手法、教育、トレーニング、社内制度やシステムなどがある。 例えば、部下の業務内容が個々に業務担当が異なる場合に比較して、コールセンターの窓口業務のように全員が同じ業務をしている場合では管理できる人数は多くなる。また部下の業務がマニュアル化できる定型的な業務か、個々の案件で上司の判断、承認が必要となる非定型な業務かによっても人数は変化する。また、部下に権限委譲したり、MBO(目標管理)などの仕組みにより日々の業務の自由度を与えることで、スパンは広げることができる。 一方で、権限委譲やM