2019年5月のアップデートでシンボルが廃止され、代わりに「コンポーネント」が実装されました。従来のシンボルに比べ柔軟なパーツのバリエーション作成が可能で、またドキュメント間での同期が行えるため複数人での作業やアセットの再利用がより効率的にできるようになりました。 従来のシンボルの機能と課題 シンボルは、ドキュメント内に同じ要素を繰り返し配置する場合に使用します。要素をシンボル化して配置することで、後からまとめて変更できるのが特徴です。シンボル内の要素の位置や大きさなどを変更すると、シンボルのコピーすべてに反映されます。 またテキストとビットマップは個別に設定可能で、たとえばボタンのテキストだけを変更するといったことができます。しかし、マウスオーバーや非アクティブ時のデザインで色や線を変更したい場合は変更が同期されてしまうため、別のシンボルとする必要がありました。 コンポーネントではこうい
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