京アニ事件、ベランダから飛び降りや女子トイレ窓から…脱出37人の避難経路判明 2019年12月23日 11:47 京都市伏見区の「京都アニメーション」第1スタジオの放火殺人事件で、建物から脱出した37人の避難行動の全容が、市消防局による聞き取り調査で明らかになった。容疑者におびえてトイレに逃げ込んだことが奏功したり、避難開始が遅れたことが結果的に脱出につながった人もいた。煙やガスは短時間で屋内に充満したとみられ、瞬時の判断や偶然が生死を分けていた。 社員の最初の脱出行動は出火の数秒後。容疑者が侵入した玄関から、1階にいた2人が逃げ出した。総務省消防庁の火災シミュレーションによると、出火10秒後には吹き抜けのらせん階段から濃い煙が3階まで上昇していた。1階にいた別の3人は容疑者への恐怖心から女子トイレに逃げ込んでドアを閉めたことで、結果的に煙や炎に巻き込まれるのを免れた。トイレの窓には格子が
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