オープンソースプロジェクト「OpenSolaris」を監督するOpenSolaris Governing Board(OGB)が解散を示唆している。 OGBの米国時間7月12日付け議事録によると、OracleによるSun Microsystemsの買収後、同理事会はOracleと連絡が取れない状態が続いているという。理事会メンバーのNeale Ferguson氏は、8月16日までにOracleが連絡担当者を任命しなければ、8月23日の会議で、OpenSolarisコミュニティーの統制権をOracleに返還するための行動を起こすことを提案している。また、理事会メンバーで元SunのJohn Plocher氏がOracleのChief Customer OfficerのJeb Dasteel氏と話しをしたところ、Oracleとしては、OGBが解散に向けた行動を起こす前に2〜3カ月待ってもらいたい