2022-08-23にKubernetesのv1.25がリリースされました。 Kubernetes公式ブログ - Kubernetes v1.25: Combiner PSP(Pod Security Policy)の削除等、多くの変更がありますが、Ephemeral ContainersがBetaからStableバージョンとなりました。 この機能はkubectl debugコマンド[1]で使用できますが、あまり使ったことがなく、これを機に改めて使い方を調べてみましたのでご紹介します。 一般的にKubernetes上で動作するPodのコンテナをデバッグするにはkubectl execを使うことが多いかと思います。 しかし、昨今はセキュリティリスク低減や軽量化による起動速度向上の目的で、Distrolessイメージを使うことが多くなってきています[2]。 この欠点はデバッグが難しいことです。